購書備忘録2005その2
bk1より、ジェイムズ・ラスダン『角の生えた男』、デイヴィッド・ロッジ『作者を出せ!』、『てれびくんデラックス愛蔵版・ゴジラファイナルウォーズ超全集』が届く。
ジェイムズ・ラスダン『角の生えた男』(DHC)[bk1][Amazon]は2003年に出ていた本で、新刊紹介で気になってはいたがそのまま忘れていたもの。ニューヨーク郊外に住む英国人大学講師が、蔵書のしおりの位置が変わっていたのに気づいたのをきっかけに、妄想と現実が入り混じる不条理な謎のただ中を彷徨うという小説。帯や解説には、ボルヘスやカフカが引き合いに出されている。
デイヴィッド・ロッジ『作者を出せ!』(白水社)[bk1][Amazon]は、『ねじの回転』で名高い作家ヘンリー・ジェイムズを主人公に、彼の中年から晩年を描いた小説。著者ロッジの名は以前から聞き知ってはいたが、作品はまだ読んだことがない。
『てれびくんデラックス愛蔵版・ゴジラファイナルウォーズ超全集』(小学館)[bk1][Amazon]は、まあ書名の通りの本です(笑)。このシリーズは、造形物の資料としては類書の追随を許さない一級品なので、たとえ映画が気に入らなくても買うようにしている(この映画は、「笑って許す」という感じだった)。三男に触られると瞬く間にボロボロにされてしまうので、見つからないように保管しておかないと。
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