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2005/04/27

購書備忘録2005その27『マイティジャック THE SHADOW FORCE』

 bk1から荷物が到着。中身は下記の2冊。

熊谷カズヒロ『マイティジャック THE SHADOW FORCE(1)』(角川書店)[bk1][Amazon]
 往年の特撮ドラマ『マイティジャック』のコミック版である。『マイティジャック』というと、主役の万能戦艦MJ号以下成田亨デザインの超兵器がどれも素晴らしくカッコイイ反面、ドラマとしては全体にどうも締まらない仕上がりで、秘かにリメイクを望んでいたのは私だけではあるまい。本書の発売を知った時には長年の夢がついに叶うのかと思ったのだが──読んでみると何か違う……。私の感覚が古いのかも知れないけど、妙な凝り方の絵柄でどうにも読みづらく、しかも肝心のMJ号に鋼鉄の塊の質感や重量感がぜんぜんないのだ。まじめに取り組んでいるのは伝わってくるんだがなあ。
 小さいけれど出来がいいコナミの食玩で遊んで気を紛らわすか。

特撮映画研究会編『怪獣とヒーローを創った男たち』(タツミムック)[bk1][Amazon]
 これは2002年に出ていた本で、国産の特撮怪獣ものの造形部門をクローズアップし、着ぐるみ製作者たちの裏話を集めたもの。扱われている作品は時代としては昭和50年代初めぐらいまでだが、ゴジラを始めとした東宝特撮映画に始まり邦画各社の映画やテレビ番組はもちろん、香港など海外での出稼ぎ映画まで非常に広い範囲に及ぶ。ただ、作品数に比して紙幅が不足しており、全体に密度が低くなってしまっているのが惜しまれる。写真も珍しいものも多い反面、モノクロばかりなのが少々寂しい。実際に取材した話や資料はもっとあるだろうし増補改訂版を望みたいところだが、昔の特撮の資料本なんてそんなに売れてないだろうな。

 もう1冊、ネットの古書店で注文した『ヘンリー・ジェイムズ作品集7 密林の獣・荒涼のベンチ』も届いた。

『ヘンリー・ジェイムズ作品集7 密林の獣・荒涼のベンチ』(国書刊行会)
 全8巻の選集の1冊。この巻は怪奇幻想系の作品を多く収録しており、先のリストに挙げたものでは03.06.07.09.11.12.13.16.18.20.21.と実に11篇が読める。そのうち私が未読なのは、「情熱の巡礼」「ベルトラフィオの作者」「いとよき所」の3篇だけなので少々高い買い物なのだが、ヘンリー・ジェイムズの小説は訳文によって印象がぜんぜん変わってしまうこともあり得るから、邦訳はできる限り多く手に入れた方がいいのだ!──ということにしておこう。

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