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2005/04/14

購書備忘録2005その22『宇宙戦争』

 bk1より、H・G・ウェルズ『宇宙戦争』、山田正紀『ロシアン・ルーレット』、藤沢周『焦痕』が届く。

H・G・ウェルズ『宇宙戦争』(ハヤカワ文庫)[bk1][Amazon]
 これは当然、すでに他の版を読んでいるし持ってもいるのだけど、今夏スピルバーグによる新作映画が公開されるのに合わせ、新訳版が出たというので買ってみた。訳者は斉藤伯好で、高橋良平による書き下ろし解説付き。ところが、注文した後になって、創元推理文庫角川文庫からも新訳が出ることを知った。しかも創元推理文庫版は、初出誌の挿絵を再録だなんて……この際、ぜんぶ揃えてしまいますか。

山田正紀『ロシアン・ルーレット』(集英社)[bk1][Amazon]
 殺人事件の被害者である女性の幽霊に出会った刑事が、彼女を追ってあるバスに乗り込む。幽霊が言うには、まもなくこのバスの乗客のほとんどが死に絶えるのだという。ほんとうに「いい人間」だけは助かるというのだが、果たしてそんな乗客がいるのかどうか……。凝ったシチュエーションのホラー。

藤沢周『焦痕』(集英社)[bk1][Amazon]
 この作家は、以前に『雨月』(光文社文庫)[bk1][Amazon]というラブホテルを舞台にした長篇怪談を書いていて、うらぶれたホテルの爛れた空気が凝るようにして怪異が浮かび上がってくる独特の描写力に、たいへん感心させられた。本書は、不可解な妄念に取り憑かれた人々を描いた11の物語が、リレー形式で繋がっている連作短篇集だという。

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